自分の選んだ道が、常に最良

推しのキラキラを浴びて生きているオタク

ネバーザシナー

9月11日ネバーザシナー観劇しました〜!!

面白かった〜〜

最終弁論読んでから行きました!!

スリルミーがフィクションであることがよく分かった。

いつもの如くネタバレ満載ですし、スリルミーのフィルターバリバリ通ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ローブについて

ローブ、めちゃくちゃ世間のこと舐めてて子供だった。ほんとにびっくりするくらい子供。10歳から感情が発達してないって言われるのも頷ける。

ネイサンに僕達は超人なんだって言われて最後までそれを信じてるし、ママから1回も手紙の返事が来ない!って怒ってるところも、僕が直接手を下してないって知ったらママが戻ってきてくれるかもって思ってるところも、ネイサンとずっと一緒にいられるって思ってるところも子供。テディに話しかける声が幼すぎて身体は大人なのにその釣り合わなさに怯える。ほんとに成長途中で色々なものが抜け落ちてしまっているんだなあ。純粋で残酷。子供が蟻を生き埋めにして遊ぶのと同じ原理で人殺してそう。

スリルミー見た時も思ったんですけど、やっぱりローブの行動原理って気を引いて愛情を確かめたいみたいなところにあるんじゃないかな〜と思うんですよね。叱られたいというか。

ネバシナのローブはちゃんとネイサンのこと大好きでよかった!!笑最初から最後までずーっとイチャイチャしてるしなんなら法廷でもイチャイチャしてクロウさんに怒られるし。ネイサンが座ってる椅子に無理やり押しのけて座ってわちゃわちゃして椅子から追い出されるあの1連が好きです。

空想癖があって、犯罪小説?をよく読んでたって言われてるけど、ネイサンと出会わなかったら空想で終われていたのかなあとか思いましたね。

スリルミは逆だけど、ネバシナはローブがネイサンに縋ってるイメージ。

スリルミーは私(ネイサン)から見た超人としての彼(ローブ)を描いたものなので、ローブの実情というか、実際に生きてたローブ(?)、周りから見たローブみたいなものを浴びられて普通に嬉しかったですね………

 

・ネイサンについて

ネイサンはローブよりずっと現実が見えていて、もう後戻りができないことも、ローブと最終的には離れ離れになるだろうことも分かってて落ち着いてるように思えました!それ故に狂気度が高い。スリルミーの私みたいに、99年一緒にいるために殺しました💕みたいな感じでもなく、ほんとに実験で殺しましたって淡々としてる感じが逆にめちゃくちゃ怖い。

ネイサンは知識だけ詰め込みすぎて頭でっかちになってしまった感じがめちゃくちゃしますね。

ローブのことを話す時だけテンションが高くなって、水や食物に嫉妬しだすのビビるし、会う度に違う面を見せてくれるのを宝石の輝きって表現するのめちゃくちゃすこですね!ローブの社交性とか、自分に無いものを宝石の輝きとして見出していたのかもしれないし、その輝きに魅せられてしまったらもう手放せないよね………そう考えるとスリルミよりネバシナのネイサンの方が愛が暗く重くて深いのかな〜と思います。王様と奴隷の下りがいまいち理解出来てないのですが、ネイサンは信仰対象が欲しかったのかな……そこに現れたローブ、となるともう信仰ですよね……スリルミは愛だけど、ネバシナはもはや信仰……

その何十年か後に、ネイサンの口から語られた彼(ローブ)がスリルミーなんだとしたら思い出の美化にも程があるし、ネイサンの認知が歪みすぎてて怖いし物申したいことが山ほどありますが。

 

・最後に

ローブはネイサンに縋り、ネイサンはローブのことを信仰対象として慈しんでいたのだとしたら2人だからこそ犯罪がなされたというのにも納得だし、最後のローブが泣き崩れるシーンも納得ですね………

スリルミーは私と彼の愛に特化して描かれていたのに対して、ネバシナは若き2人の愚かさと世間の反応みたいなものに焦点を当てて描かれているように思いました!ローブがめちゃくちゃ幼く思えたのもそのせい…?

スリルミーペアでやるなら是非ヤマコーペアで見たい!!!2人でワルツ踊ってキャッキャウフフして欲しいし、山崎リチャの頭を撫でる松岡レイが観たい。

辰巳さんお顔小さすぎてびっくりでしたし、林さんのネイサンは社交的じゃなかったというのがよく分かるネイサンで、このお2人で観られてとても良かったです。