自分の選んだ道が、常に最良

推しのキラキラを浴びて生きているオタク

メサイア-極夜 Polar night-感想

メサイアー極夜 Polar nightーを見てきました。

しんどかった・・・

本当にしんどかった・・・

でも最高に楽しくて面白かったです。

やはり私はメサイアが好きだ。

 

※ここよりネタバレ

 

驚きにつぐ驚きの展開で、途中からずっと大号泣していたこともあり、あまり頭の中で内容がまとめ切れていませんが、とりあえず皆生きてほしかったですかね・・・

そんなこと言ってもメサイアだし、キリがないのは分かってるんですけどね。

今回見て改めて思ったんですけど、三栖と周ってホント不器用だなと。お互いに思っていることはあるのにそれを伝えることをしないんですよね。いつもどうしてそうなっちゃうかな!?!?って思います。メサイアがお互いの事を理解して、唯一無二の救い人になる二人組だとしたら、三栖と周は互いを思うがゆえにすれちがってくっついたり離れたりの二人組なのかなと。でもそこが二人のこだわりであり、二人らしさなのかな。

あと、一嶋さんと神北さん大好き。あの電話最高でしたね。引いてる黒子ちゃんが面白かった。

影青とか、今までとか、もうずっと見てきて本当に良かったと思えた。

・周について

今回1番感じたのは、周ちゃんの成長でした。1番最初に出てきた周ちゃんは、何もかもがどうでもよくて、ただ有り余る財力を横流ししてるという印象を持っていました。

それが、三栖さんと行動を共にするようになり、白銀・紫微と時を重ね、嶺二さんと出会い、感情が豊かになって、自分の目的というものを持つようになった。と思います。

今回、三栖さんを失って「俺は、全てを背負って生きていかなきゃならない!」と父親に頭を下げるのを見たときに本当に強くなった、成長したと思いました。

嶺二さんも、三栖さんも「あとは任せた。頑張れよ」って全部周ちゃんに託していなくなってしまったのでその重圧で周ちゃんは壊れてしまうのではないかと思っていたんですが、しっかり受け止めて、自分の足で立てるぐらい成長していたんだなと思わされました。最後は、病院の院長の座についたようですが、今後どのように関わってくるのか、どんな姿を見せてくれるのかとっても楽しみです。

 

暁の後にグエンちゃんを見て思ったのは、めっちゃ尖ってるし、闇が深い・・・ということでした。見ていくと奥底にお兄ちゃんに対するコンプレックスもチラチラしていたような気もします。志倉さんに意志・決意・信頼が足りないと言われてしまうグエンちゃんですが、それは彼が空っぽだったからかなと。ずっと父親のいうことに従って、自分を殺して言いなりになってきたから、自分が無くなってしまった。三栖さんを目の当たりにして、三栖さんと周ちゃんを目の当たりにしてどう思ったのか、どう変わったのか。またまたこれからが楽しみな人物です。

私の中で意志・決意というのは「選ぶ」ということなのかなと解釈しています。今回、三栖さんは自分の命よりテロを阻止し、命を救うことを「選んだ」。グエンちゃんは、「お前は餌を待つただの犬だ」と言われるように「選ぶ」ということをしてこなかったのかなと。

間宮について

間宮はちょっと出るくらいかなと思っていたら、結構尺が取られていてしんどかったです。正直に言うと、また間宮の気持ちが分からなくなりました。鋼だけで考えるとこうかなという解釈はあったのですが、今回を含めるとちょっと分からないところが出てきます。間宮は自分を止めてほしかったのか?有賀に殺してほしかったのか?そのままクァンタムキャットとして活動し続けるつもりだったのか?間宮レポートを有賀と一騎打ちになって死ぬとわかってて胃に仕込んだのなら、その目的は?チャーチに何をして欲しかった?間宮レポートに関しても北方連合側に流していたものなのか、北方連合側の情報を抜き取ったものなのか、ちょっと分からなかったです。2回目以降に見たときにまた考えてみます。でも、有賀にとっては必要な邂逅だったのかなと。前に進むために。これでやっと有賀の中でも、間宮の中でも全部清算できたのかなとホッとしました。あの時は、確かにお前は俺のメサイアだった。でも今はーーー

そんな風に言える相手が有賀に出来たことがとても嬉しいです。ありがとう加々美。二人とも無事に卒業してね。

鋭利と珀について

まず、サクラとして活動する二人を見られたことが本当にうれしい。私のメサイアの最推しであり、原点である二人。もう先輩として貫禄のある安定感でした。周ちゃんにウザがらみする鋭利くん可愛い。鋭利くんはまず登場シーンが可愛い。最初に見たときから、この2人の根っこの部分は変わっていないのがちょくちょく見られてそれが本当にうれしい。卒業してから鋭利くんもナニーを嗜むようになったのがとても尊い。周ちゃんとの距離感も、2人の雰囲気もこの2人にしか出せないものが本当に大好きです。

 

次の悠久乃刻、有賀と加々美がどんな形で卒業するのか、卒業できるのかまだ何も分かりませんが、二人とも生き残れることを祈りつつ、最後まで見届けたいと思います。